みなさん、ご無沙汰しています。
新しい年がスタートしましたが、残念ながら稽古はまだ再開できません。
再開時にはこの場でご連絡いたします。
稽古がなかなか出来ない今、剣道具、竹刀の点検などをいつもより念入りにしてみるのはどうでしょう。
例えば、剣道具に藍を塗ってみる。
面紐や胴紐は大丈夫ですか?
面紐が長い場合は切っておきましょう。
小手に穴が空いていませんか?
道着、袴、剣道具の着装は、その人の剣道に対する「思い」や「意識」が現れるものだと思います。
自分の身体を守るのはもちろん、相手に対しての礼儀でもあるでしょう。
袴や面などに塩が吹いている人を時々目にします。
そのようなことのないようにしたいものです。
次は竹刀です。
竹刀の不備で自分が怪我をすることはほとんどありません。
怪我をするのは相手です
このことは剣道をする上で忘れてはなりません。
時には竹刀をバラして竹の裏側を見てみましょう。まれに内側に亀裂が入っている場合があります。
特に乾燥する冬場では、油を塗ることも大切です。
中結、弦の緩みは危険です。
先革も穴が空いていなくても、革が薄くなっていることがあります。
早めに交換しておきましょう。
稽古が終わったときに竹刀を点検する。
稽古前にも「よし、今日はこの竹刀で「こんな稽古をする」「あんな打ちを打つ」という思いで竹刀を見てさわる。
こういったことで事故を遠ざけることに繋がるはずです。
稽古ができない時こそ、まさに剣道に触れて(手入れをする)みる。
そんな時間を過ごしてみてはどうでしょう。
そんな風に準備を万端にして再開した時にする稽古はこれまでとは違ったものになるかもしれません。
無門会が再開の時を楽しみにしながら、今日も稽古を待ち望んでいる竹刀で素振りをしたいと思います!
ではまた。
無門会主催者